いつもは土日の日中のみのシフトだがその日はヘルプで金曜の23時まで働いていました 偶に土曜日の9時頃軽食を買いにくる客で いかにもキャリアウーマンみたいな紺のスカートスーツに高めのヒール 髪は少しだけ茶色でポニーテールの女性が21時頃来店した バイトの相棒は休憩中で俺１人だった メンソール系の煙草をワンカートン買い求めてきた ｢こちらでよろしいですか?｣と訊くと ｢はい結構です…学生さん?｣と訊いてきたので ｢はい バイトです｣
｢いつもはこの時間居ないわよね?｣ ｢はい 今日はヘルプです いつもは土日の日中なんですが｣
｢そぅ 学生は勉強が大事だもんね 今日は何時までバイトなの?｣ ｢あぁ 23時までです｣ ｢そぅ大変ね お家近くなの?｣ ｢えぇ 近くのアパートです｣ ｢あら 近くて良いわね 一人暮らししてるの?｣ ｢はい 地元じゃないんで｣ ｢じゃあ食事とかも大変でしょう? 何か作ってあげましょうか?｣ ｢いえ そんな イイですよ｣ ｢アラ あたし料理は上手なのよ それとも彼女がヤバい?｣ ｢いやぁ彼女なんていませんよ｣ ｢ふ〜ん じゃあ作ってあげるわよ｣ ｢そーですか じゃあ今度｣ レジを済ませ帰って行った まさか そんな事あるワケ無ぇーよなと思いながら 彼女の赤いニュービートルが走り去るのを見守った バイト終了時間になり裏口から出ると ｢お疲れさま ほら約束通り作ってきたわよ おにぎりだけど 一緒に食べない?｣ ｢えっ!?あっありがとうございます まさかホントに作ってくれるとは思ってなかったです｣ ｢車に乗って どっかで一緒に食べよ 私もまだだから｣ 車に乗り込み2･3分走ると ｢あっあそこ 自分のアパートです 上がりますか? お茶とかしか無いんですけど…｣ 車をアパートの前に停め｢そう…私のマンションに行きましょ お味噌汁も作ってあげるわ｣と言い車を走らせた 何を話して良いのか分からず黙っていると ｢ここの一番上なの｣と言って駐車場に車を入れた いったい俺は何をしてるんだ?っつーか この女 何者? 部屋に怖い男居たりしねーよな? とか思いながら両手でおにぎりの入った巾着をもち EVのなかで彼女の後ろに立っていた 良いケツしてんなぁ 足首も締まってるし っつーかスタイルめっちゃ良いじゃん とか考えていた 最上階に着くと このフロアは２所帯の作りになっていて 下のフロアより2･3倍は有りそうだった

オレも大学生。

早く続きが読みだい。